剣岳 チンネ左稜線
9月23日~25日でチンネへ。
9月23日・・・立山~室堂~真砂沢~池ノ平小屋
9月24日・・・池ノ平小屋~三ノ窓~チンネ左稜線~池ノ谷ガリー~三ノ窓
9月25日・・・三ノ窓~池ノ谷ガリー~稜線~本峰~室堂~立山
9月23日
台風15号通過後で、天気は安定すると思っていたが、前夜から雨。朝、立山駅の駐車場で目が覚めると、雨は降ってはないが、今にも降り出しそうな微妙な天気。なんとかもってくれと期待し出発。
出発してすぐに〇〇〇ページのI姉さんと遭遇。しかも行き先は自分たちと一緒の池ノ平小屋。自分は初見だったが、色々噂は聞いていたので、夜の宴会の楽しみが1つ増え、出だしはまずまず。
室堂から剣御前小屋まで一登りし、剣沢雪渓へ。I姉さん達はゆっくり行かれるとのことで、別々で小屋を目指す。剣沢雪渓は下部が一部シュルントが開いていたが、FIXが張っていたので特に問題なし。
真砂沢ロッジを過ぎると、スノーブリッジが崩れているところを飛び越えているパーティーがあり、見ているこっちが逆にヒヤヒヤしてしまいました。
近藤岩を過ぎてからの急登を登っていると、粘っていた天気が崩れ、雨に打たれながら小屋に到着。池ノ平小屋には風呂があるとは聞いていたが、3連休で混雑する中、あまり期待はしていなかったが、すぐに入ることが出来、冷えた体を温めることが出来大変助かりました。
小屋の食事もおいしく、普段の山行では考えられないほど食いすぎてしまい、食後は即撃沈。楽しみにしていた宴会を逃してしまったことが、今回唯一の心残りでした。
9月14日
小屋から眺めるモンローの唇も楽しみにしていたが、あいにく雪がのっておらず、薄化粧の唇にこちらもちょっと残念。
予定より多少ゆっくりの出発。小窓雪渓を詰めて小窓に着くと、昨晩中降っていた雨が上のほうでは降雪だったようで薄っすら雪が残っており、剣でも初冠雪だったようです。
小窓~小窓の頭
三ノ窓に幕営具をデポし、いよいよ目的のチンネへ。
取り付き部
今回は5名パーティーの為、S‐N‐M & I(偶P)‐Iz(奇P) で取り付く。Sさんたちが取り付き、いよいよ数年越しの念願のチンネ1P目を登り始める。しかし・・・昨日の降雪&冷え込みでホールド、スタンス共、凍っていたり、雪で埋まっていたりと、指の感覚がなくなって、出だしから泣きそうになりました。
それでも登っていくうちに岩の状態も良くなり、3P目ぐらいからは快適に登攀することが出来ました。
それでも登っていくうちに岩の状態も良くなり、3P目ぐらいからは快適に登攀することが出来ました。
8P目
そしていよいよ核心の9P目へ。Sさんの登っているのを見ていると、フリーでいけると思いましたが、いざ取り付いてみると軟弱な自分が出てしまい、全てのハーケンにヌンチャクを掛けまくり、A0てんこ盛りの情けなくなる登りとなってしまいました。
その後のⅢ級程度の登攀も高感度があり、北岳の中央稜のような登っていて気持ちの良いホントに良いルートでした。
すべて順調でしたが、最後の最後、池の谷ガリーの下りで遅れをとってしまった自分は三ノ窓を通り越して、声を掛けてもらわなければ、危うく馬場島まで下ってしまうところでした。
9月25日
その後のⅢ級程度の登攀も高感度があり、北岳の中央稜のような登っていて気持ちの良いホントに良いルートでした。
すべて順調でしたが、最後の最後、池の谷ガリーの下りで遅れをとってしまった自分は三ノ窓を通り越して、声を掛けてもらわなければ、危うく馬場島まで下ってしまうところでした。
9月25日
三ノ窓からチンネ左稜線
朝から晴天。今日は今回のもう1つの目的、剣本峰へ。未だかつて一般路からも剣には登ったことがなく、過去2回、源次郎尾根から登ろうとしたが、天候不良や体調不良で敗退していたので楽しみにしておりました。
本峰への稜線
山頂に着くとさすが3連休。多くの登山客で山頂は賑わっておりました。Yさんがいれば嫌気をさして即下山であろうが、今回はまったり山頂を満喫することが出来ました。青銅が見つかった岩穴を探したのですが、見つかりませんでした。次回訪れるときは見てみたいものです。
今回の山行は移動距離が長く、正直しんどすぎましたが、剣山域の概要が良く分かる良いルートでした。
念願のチンネも1P目を取り付いたときは、Sさん以外みんな敗退でも・・・と思ったと思いますが、結果下部のみ条件が悪い程度でその他は充実した山行でなによりでした。
今回、初アルパインのM君、クライミング3回目のNさんの頑張りにも驚かされる剣山行でした。
( S・N・M・I )
念願のチンネも1P目を取り付いたときは、Sさん以外みんな敗退でも・・・と思ったと思いますが、結果下部のみ条件が悪い程度でその他は充実した山行でなによりでした。
今回、初アルパインのM君、クライミング3回目のNさんの頑張りにも驚かされる剣山行でした。
( S・N・M・I )
御在所岳 一壁&兎の耳
ここ最近、週末になると天気が悪い…
それでも徐々に回復するだろと、とりあえず一壁へ。
しかし、壁はベタベタ。
チンタラ準備をしていると、1人見覚えのある人が上ってきた。顔を良く見ると、御在所仙人のSNさんだ。また先週から御在所入りされたとのことで、相変わらずワイルドな生活を送っているようです。
一壁では2・3・右と登ったが、3ルートなどは水がおもいきり流れていて、悪条件でのトレーニングにはなるだろうが、どのルートも嫌な感じで、早々に一壁から撤退し、兎へ。
兎もあまり乾いてなく、自分はあまり気分が乗らなかったが、Yさんがビック~にTRをセットしてくれたので触る。
下部のごちゃごちゃしたところも良く滑るし、核心の縦リスも良く滑る状態でしたが、初めて今回左のフェースに乗り移ることが出来、なんとかビックも先が見えてきました。
ここ最近乾いた岩を全然触ってないので、早くこの台風シーズンが過ぎ去ってもらいたいものです。
( Y・N・MY )